観光(ブハラ)
ナディール・ディヴァンベギ・マドラサ|ブハラ
ウズベキスタンのブハラにあるナディール・ディヴァンベギ・マドラサ(ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ)です。
1622年にブハラ・ハーン国の大臣ナディール・ディヴァンベギによって建てられたマドラサで、ラビハウズの前にあります。
このナディール・ディヴァンベギ・マドラサの入り口には、二羽の鳳凰が白いシカ(豚に見えますが)を掴んで、顔のある太陽に向かって飛んでいる絵が描かれています。
これはサマルカンドのシェルドル・マドラサと同様、偶像崇拝を否定するイスラム教義に反しています。
なぜ、このように動物の絵を描くことができたかと言うと、以下のような話があるそうです。
ナディール・ディヴァンベギは「これはキャラバンサライだから動物を描いても良いのだ。」と言って、このマドラサを建て始めました。
しかし、完成してから「実はこれはマドラサでした!」と宣言したそうです。
なんか詐欺っぽい話ですが、そこまでして鳳凰を描きたかったのでしょうか?
やはりこのマドラサもお土産屋になっていて、中庭を取り囲むようにグルッとお店が並んでいます。
また、夏場にはここで民族舞踊&ファッションショーが行われていますが、それはまた別項で紹介します。