ウズベキスタンの人々
民族楽器屋さん
サマルカンドのシェルドル・マドラサの中庭にあるお土産屋の一つに、楽器屋さんがあります。
ここではウズベキスタンの民族楽器を売っています。
例を挙げると
- ダイエラ(タンバリンっぽい打楽器)
- ギジャク(魚の皮を使用した弦楽器)
- ルバーブ(桑の木、魚の皮を使用した弦楽器)
- ナイ(横笛)
- ドゥタール(ニ本の弦の楽器)
- トル(貝殻の象眼細工が付いた弦楽器)
- カルナイ(ホルンのようなラッパ)
- 口琴(名前不明、口に挟んで指で弾いて音を出す)
店のおじさんはこれらの楽器を演奏してくれました。
私は琴笛を試してみましたが、全く音を鳴らすことはできず、唇が痛くなっただけでした。
このおじさん、最近見たテレビにも登場していて、元気な姿を確認することができました。
ボブル=シャリボフさんというお名前だそうです。
ウズベキスタン(と言うか西域アジア全域)の民俗音楽は『マコーム』と言い、これらの楽器で合奏されるようです。
音楽形式には地域によって違い、ウズベキスタン国内でもブハラ、ホラズム、フェルガナなど、それぞれに特徴があるそうです。
かつては部族の暮らしの中で継承される音楽でしたが、今では音楽教育として専門学校で教育される科目となっているそうです。