ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(ブハラ)

ブハラの基本情報

ブハラの町は新市街と旧市街とに分かれており、旧市街はユネスコ世界文化遺産になっています

ウズベキスタンの都市の一つブハラ(Buxoro)は、サンスクリット語で『修道院』を意味しています。
イスラム王朝の庇護の元、優秀な宗教家や科学者が集まって、一大都市を形成しました。
しかし、1220年のチンギス・ハーンの来襲でほぼ壊滅してしまいました。
その後、16世紀のシャイバニ朝の時代にブハラは復興し、再び多くのモスクマドラサが建築されました。
そして20世紀の初頭までブハラ・アミール国(ブハラ・ハン国)の首都が置かれていて、中央アジアのみならず、イスラム世界全体の文化的中心地として繁栄を誇っていました。

ブハラは、ザラフシャン川下流域のオアシス地帯に位置し、その中心の都市になっています。
ブハラの町は新市街と旧市街とに分かれ、旧市街は2000年にユネスコ世界文化遺産に認定されました。
よって、観光の見所は旧市街に集中していると言えます。

ブハラの町の至る所に絨毯が掛けられています

サマルカンドの建造物に比べると、ブハラの建物には青い屋根が少なく、土の色が目立つという印象です。
旅行当時の2006年は観光都市としての再開発が進んでいる最中で、修復工事をしている場所も多く見られました。

観光としては、まずカラーン・ミナレットに登ってブハラの町を一望してみると、まるでハーンになったような征服感があります。
あとはその周辺のミル・アラブ・マドラサアルク城中央アジア最古のイスラム建築物であるイスマイール・サーマーニ廟などが見所です。

ウズベキスタンの他の観光都市と比べて客引きの女の子が強引だったので、負けないように注意しましょう!

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