ウズベキスタン用語
ユネスコ世界遺産
ウズベキスタンにはいくつかの世界遺産がありますが、ここでは世界遺産とは何か?を簡単に説明したいと思います。
世界遺産(UNESCO World Heritage)とは、1972年のユネスコ総会で採択された『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)』に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指すそうです。
簡単に言えば、『良いものを未来永劫残していこう』ってことです。
世界遺産は次の4種類に分類されます。
- 文化遺産
- 優れた普遍的価値をもつ建築物や遺跡など
- 自然遺産
- 優れた価値をもつ地形や生物、景観などをもつ地域
- 複合遺産
- 文化と自然の両方を兼ね備えるもの
- 危機遺産
- 後世に残すことが難しくなっているもの
ウズベキスタンには以下の5つの世界遺産があり、前者4つが文化遺産、最後の一つが自然遺産です。
- ヒヴァのイチャン・カラ(1990年登録)
- ブハラ歴史地区(1993年登録)
- シャフリサーブス歴史地区(2000年登録)
- サマルカンド ~文化交差路~(2001年登録)
- 西天山(2016年登録・カザフスタン、キルギスと共有)
登録後は保全状況を6年ごとに報告し、世界遺産委員会での再審査を受ける必要があるそうです。