ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

ウズベキスタン用語

ミナレット ~光塔~

ミナレットは礼拝時刻の告知に使われています

ミナレット(ミナル、Minaret)は、モスクに付随して礼拝時刻の告知(アザーン)を行うのに使われる塔のことです。
一日に五回、ここから礼拝時間が告げられます。
金曜日とお祭りの日にも、ミナレットからイスラム教信者にお祈りをするよう呼びかけます。

またミナレットは『光塔』と訳されることもあり、陸の灯台としてキャラバンの目印にもなりました。
確かに、ブハラ観光をしていてホテルの方角がわからなくなったときに、遠くに見えたカラーン・ミナレットを目印にしてホテルに帰ったものです。
同時に、周囲の建物に比べて高いことから、見張り台としても使われました。

国によっては角柱状のミナレットもあるようですが、ウズベキスタンで見たものは全て円柱状でした。
さらに、罪人の処刑台としてもよく使われていました。

中央アジアで最も高いミナレットはトゥルクメニスタンにあるクトルグ・ティムール・ミナレットで、高さ67メートルもあります。
さらに世界で最も高いミナレットは、モロッコにあるハッサン2世モスクのミナレットで、高さ200メートルもあります。
もしヒヴァカルタ・ミナルが完成していたら、中央アジア一高いミナレットになっていたかもしれません。

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