観光(シャフリサーブス)
シャフリサーブスの基本情報
『緑の街』と言う意味を持つシャフリサーブス(Shakhrisabz・シャフリサブス)は、遠くにザラフシャン山脈が見える谷間の小さな町で、かつては緑豊かなオアシス都市でした。
古くから『ケシュ』という名で知られており、7世紀には三蔵法師も訪れたことがあるそうです。
シャフリサーブスはゾグディアナの古都で、ティムールの生まれた場所として有名です。
ティムールはサマルカンドにも劣らない雄大な建築物をシャフリサーブスに建てましたが、16世紀後半にブハラのアブドゥール・ハーンによってほとんどの建物が破壊されてしまったそうです。
そのせいか、あまり派手さはないですが、静かで落ち着いた観光地だという印象を受けました。
なお、シャフリサーブス歴史地区は、2000年にユネスコ世界文化遺産に認定されています。
シャフリサーブスにはツアーだとサマルカンド~ブハラの移動の途中で立ち寄ることが多いと思われます。
大きくない町なので、自力で全ての見所を見て廻ることもできるでしょう。
見所は以下のようなものがあります。
- 町の北側に位置するアク・サライ宮殿跡
- 町の南側に位置するドルッティロヴァット建築群
- その間にあるチョルスーバザール
まず最初にアク・サライ宮殿のアーチ跡に登って、頂上からシャフリサーブスの町を見渡してみることをお勧めします。
そのすばらしい景色に、ちょっとした皇帝の気分を味わえます。