ウズベキスタン用語
ゾロアスター教
ウズベキスタンを旅行していると、ゾロアスター教の名前を聞くことが多いです。
ゾロアスター教(Zoroastrianism)は、古代イラン(ペルシア)に始まる宗教で、世界最古の一神教だそうです。
詳しい事が知りたい人はWikipediaを見てみて下さい。
ウズベキスタンの建物(特にヒヴァやブハラ)には、写真のように『リボンを縦にしたような形』『横棒の入った砂時計のような形』のモチーフが埋め込まれているのが見られる事があります。
このモチーフがゾロアスター教のものだそうです。
- モチーフの上の方の下向きの三角は『正しい考え』
- モチーフの真ん中の横棒は『正しい言葉』
- モチーフの下の方の上向きの三角は『正しい行い』
を表していて、これらはゾロアスター教の基本的な考えだそうです。
イスラム教の国であるウズベキスタンで、このようなモチーフが見られるのは不思議な感じがします。
メッカから遠いため、イスラム教がゾロアスター教を駆逐し切れなかったためでしょうか?