ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(ヒヴァ)

イチャン・カラ

ヒヴァの内壁の内部をイチャン・カラと言います

ヒヴァの城壁は内壁と外壁の二重になっており、内壁の内部をイチャン・カラと言います。
つまり、イチャン・カラは『内城』という意味です。
このイチャン・カラは中央アジアおよび西アジアに存在する内城の中で唯一無傷の状態で残っているため、学術的にも貴重な資料となっています。

イチャン・カラは高さ約8メートル、厚さ約6メートル、長さ2.1キロメートルの城壁に囲まれていて、南北に約650メートル、東西に約400メートルの小さな町になっています。
イチャン・カラの内部にはハーレム・モスクマドラサ・廟などがたくさん建てられ、イチャン・カラ全体が1990年にユネスコ世界遺産に登録されています。
イチャン・カラの外側はデシャン・カラと言います。

イチャン・カラには東西南北に門があります

東西南北の各々に門があり、近くに宮殿のクフナ・アルクがあることから、西門がメインの門になっています。
この西門で入場券を売っているのですが、この入場券はイチャン・カラの入場券ではなく、中の色々な建物の入場券なのです。
ということは、イチャン・カラ自体は無料で散策できるのです。
普通は建物の中にも入るでしょうから、入場券は買うほうが便利だと思いますが。

観光のオススメは、人気が少ない早朝と夕方です。
昼間は外国の観光客だけでなく、大勢の地元の人たちも訪れ、バザールなどは大変な人だかりになってしまいます。

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