ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(タシケント)

カファリ・シャーシ廟

銀色のドームが印象的なカファリ・シャーシ廟です

カファリ・シャーシは神学者かつ詩人でした

ウズベキスタンの首都タシケントの郊外にある10世紀の聖人の廟、カファリ・シャーシ廟です。
1541年に建築された、銀色のドームが非常に印象的な廟です。

カファリ・シャーシという人は神学者かつ詩人で、その墓をお参りするとご利益があると言われているそうです。
このときは扉に鍵が掛かっていて、中に入ることはできませんでした。

入り口をくぐるとき必然的に頭を下げることになります

正面の入り口の前には人の背丈よりも小さなゲートがあり、廟に行くにはこのゲートをくぐるため、必然的に頭を下げることになります。

カファリ・シャーシ廟の周囲には花もたくさん咲いていて、お墓なのに爽やかな感じのする場所でした。
回りは閑静な空き地がほとんどでしたが、唯一ほぼ向かいにイスラムの高等教育機関であるイマーム・アリ・ブハーリ学院があり、今でも授業が行われています。

なお、カファリ・シャーシ廟やバラク・ハーン・マドラサがあるこの辺りはハシュト・イマームといわれ、宗教が禁じられていた旧ソ連時代でも唯一イスラム活動が認められていた地域だそうです。

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