ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(タシケント)

バラク・ハーン・マドラサ

タシケントの郊外にあるバラク・ハーン・マドラサです

バラク・ハーン・マドラサはめずらしい一階建ての神学校です

ウズベキスタンの首都タシケントの郊外にあるバラク・ハーン・マドラサ(バラク・ハーン・メドレセ)です。
1531年にシャイバニ朝のバラク・ハーンによって建てられた、めずらしい一階建ての神学校です。
このマドラサには、ソ連時代に中央アジアのイスラムの本庁が置かれていて、イスラム教全般を管轄していました。
ソ連からの独立後は、中央アジアの国々はそれぞれにイスラムの本庁を持っています。

バラク・ハーン・マドラサの内部は明るくて清潔な感じです

庭には謎の手型が押された石がありました

中庭にはバラ園があり、また部屋の内部もちょっと覗くことができました。
部屋の中に存分に太陽の光が入って来る、明るくて清潔な感じがするマドラサでした。
あと、庭には謎の手型が押された石がありました。

バラク・ハーン・マドラサの向かいにはハシュト・イマーム・モスクというモスクがあります。
モスクの中には図書館があり、世界最古のコーランといわれる7世紀のオスマン・クラーンを始めとして、各国語に翻訳されたコーランがあります。
オスマン・クラーンは羊皮紙で作られていて、大きさは広げると幅1メートルくらいの巨大なものでした。
なおオスマン・クラーンはビビハニム・モスクの巨大書見台に置かれていたそうです。
ちなみにオスマン・クラーンの写真撮影は有料でした。
私はひどい腹痛でそんな気分でもなかったので、写真は撮りませんでした。

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