ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(ヒヴァ)

パフラヴァン・マフムド廟

青いドームが鮮やかなパフラヴァン・マフムド廟です

ヒヴァイチャン・カラにある、一番大きな青いドームが鮮やかなパフラヴァン・マフムド廟です。
パフラヴァンとはペルシャ語で『英雄』『力士(レスリング選手)』という意味です。

大人気のパフラヴァン・マフムドです

パフラヴァン・マフムドは、ヒヴァの大臣かつ庇護者として尊敬されていた力士かつ詩人かつ哲学者かつ毛皮職人です。
何でも屋さんみたいな人ので、他にも何か仕事をしていたかもしれません。
とにかくレスリングがとても強かった人のようです。
彼は亡くなった後も英雄として崇められ、次第にヒヴァの守護者とみなされるようになりました。

祈祷する信者の人々です

パフラヴァン・マフムドの墓を中心にして、ムハンマド・ラヒム・ハーンという人やハーンの親族の廟があります。
そして、今では合同の廟になっています。
偉い人の傍に葬ってもらうと一緒に天国に連れて行ってもらえると信じられているため、彼の墓の周囲には多くの墓ができたそうです。
霊廟内に入ると、祈祷をしている信者の人たちがいました。

ムハンマド・ラヒム・ハーンの墓石です

パフラヴァン・マフムドの墓石です

正面にゴージャスなムハンマド・ラヒム・ハーンの墓石があります。
装飾された扉の奥の小部屋には、さらに豪華に飾り立てられたパフラヴァン・マフムドの墓石があります。
扉に開いている穴からお札を廟の中に入れて、ご利益を願ったりする人も多くいるそうです。
パフラヴァン・マフムドへ祈りを捧げると、子宝に恵まれると言われているそうです。
しかし、この部屋の扉の上の方には『結婚は地獄だ!』のような事が書いてあるそうで、本当に子宝に恵まれるのか?と疑ってしまいます。

井戸の水を飲むと男性は強くなり、女性は美しくなるそうです

中庭には井戸があって、その水を飲むと男性は強くなり、女性は美しくなると言われているそうです。
旅行者は止めておいた方が、お腹のためには良いかと思いますが。

生贄に捧げられるヒツジです

ここに行った人のサイトやブログを見ると、『結婚式を挙げているカップルを見ました!』と書かれているものが多かったのですが、私が見たのは『生贄として殺されようとしているヒツジ』だけでした…。

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