ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(サマルカンド)

シャーヒズィンダ廟群

アフラシャブの丘の南にあるシャーヒズィンダ廟群です

サマルカンドアフラシャブの丘の南にあるシャーヒズィンダ廟群です。
サマルカンド隋一の聖地で、ティムールの関係者のお墓がズラッと並んでいる、まさしく『死者の通り』です。
11世紀から20世紀にかけて、多くの霊廟が建てられました。

サマルカンド隋一の聖地・シャーヒズィンダ廟群です

シャーヒズィンダとは 『生ける王』 という意味で、こんな伝説があるそうです。

676年に預言者ムハンマドの従兄であるクサム・イブン・アッバースが、イスラム教の布教のためにサマルカンドにやってきたそうです。
翌年の677年、彼は礼拝中にゾロアスター教徒に襲われて、首を切り落とされてしまいました。
ところがアッバースは何事もなかったかのように礼拝を終え、自分の首を拾って、深い井戸に潜って行きました。
彼はそこで永遠の命を得て、イスラムが危機に陥ったときに助けに現れるそうです。

二度シャーヒズィンダ廟群に礼拝に来ると、メッカに一度行ったのと同じだとみなされるそうです。

天国への階段と呼ばれる階段があります

ウルグ・ベクが建てたという入り口の門をくぐると、『天国への階段』と呼ばれる階段があります。
この階段の段数を数えながら上り下りし、行きと帰りで同じ数だったなら天国へと行くことができるそうです。

シャーヒズィンダ廟群には建物がたくさんあって、正直どれがどれだかわかりません…。
どの廟も青色を基調とした色合いのタイルで装飾され、しかし青といっても緑っぽい青から紺色まで様々で、お墓なのにとにかく鮮やかです。
とりあえず主な廟を列挙してみます。
写真はどれがどの廟かわからないので、単にズラッと並べただけです…。

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の建物です

シャーヒズィンダ廟群の墓地です

ウルジョイオイーム廟
二つのドームを冠した廟で、ウルグ・ベクの天文学の先生であるカズィ・ザデ・ルミという人の廟だそうです。
しかし発見されたのは、ティムールの乳母と思しき女性の骨でした。
なお、このウルジョイオイーム廟は、かつて25スム札の絵柄にもなっていました。
トゥグル・テキン廟
ティムールの部下の将軍フセインの母親の名からこう呼ばれているそうです。
アミールゾダ廟
ティムールの部下の一人が葬られているそうです。
シリンベク・アカ廟
ティムールの妹を祀った廟です。
シャーディムルク・アカ廟
ティムールの美しい姪を祀った廟です。
シャーヒズィンダで最も美しい廟だと言われています。
八角形の廟
8つの壁面を持った廟ですが、誰のものかはわかりません。
アミール・ブルンドゥク廟
ティムールの部下の将軍を祀った廟ですが、未完成です。
クサム・イブン・アッバース廟
伝説にあるクサム・イブン・アッバースが眠る廟です。
一番奥に位置する霊廟で、宝石箱のような4段重ねの墓石が特徴です。
この廟はチンギス・ハーンにも破壊されなかったため、サマルカンドで最も古い建築物だそうです。
トゥマン・アカ廟
ティムールの妻であるトゥマン・アカを祀った廟です。
フッジャ・アフマッド廟
シャーヒズィンダで二番目に古い廟で、この廟の様式が他の廟の原型になったそうです。

シャーヒズィンダ廟群の多くの廟が修復中でした

多くの廟が修復中だったのがちょっと残念でした。
訪れた日は雨が振っていたこともあって、寂しい感じのシャーヒズィンダ廟群でした。

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