観光(サマルカンド)
ウルグ・ベク・マドラサ
サマルカンドのレギスタン広場の一角を占めるウルグ・ベク・マドラサ(ウルグ・ベク・メドレセ)です。
レギスタン広場から見て左手のマドラサになり、1420年にティムールの孫ウルグ・ベクによって建設されました。
レギスタン広場の3つのマドラサの中では、最も古いものです。
ここで自らウルグ・ベクは教壇に立って、イスラム教の教義や作法、天文学・数学・哲学なども教えていたようです。
アーチの両側に建っているミナレットは『空を支えている』そうで、北側のミナレットが傾いているのはその重さのせいだそうです。
マドラサの中にはウルグ・ベクの像も立てられていました。
写真のように5体並んでいましたが、座っているのがウルグ・ベクだそうです。
ウルグ・ベク・マドラサのミナレットには登ることができます。
警備している警官にお金を払うのですが、これは正規の支払いではなく、警官へのお小遣い=つまり賄賂だそうです(後で知りました)。
ミナレット頂上への道は修復中の場所が多く、瓦礫があちこちに積まれて、階段もちょっとボロかったです。
修復中なのに観光客をどんどん入れてしまう大らかさがウズベキスタンっぽいです。
ミナレットの頂上はトタンのようなもので覆われていて、人が一人身体を出せるくらいの隙間が開けられていました。
頂上からはサマルカンドの町を見渡すことができます。
写真はあえて観光地っぽくない場所を撮ってみました。