ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(ブハラ)

アブドゥールアジス・ハーン・マドラサ|ブハラ

ブハラのアブドゥールアジス・ハーン・マドラサです

ウズベキスタンのブハラにあるアブドゥールアジス・ハーン・マドラサ(アブドゥールアジス・ハーン・メドレセ)です。
ウルグ・ベク・マドラサの向かいに位置していて、ウルグ・ベク・マドラサが建てられてから200年以上も経って建設された神学校です。

壁や天井に独特の赤茶色が使われています

中庭を囲んで二階にアーケード状の部屋が造られ、夏の礼拝所、冬の礼拝室と創立者の霊廟があります。
その時代背景からか、装飾には中国やインド・オスマントルコの影響が見られ、壁や天井に独特の赤茶色が多く使われていました。
植物と言えども描くのは禁止のはずの、偶像崇拝を禁じているイスラム教なのに、花がモチーフとされている模様も見られました。

他のマドラサの例に漏れず、このアブドゥールアジス・ハーン・マドラサもお土産屋になっていました。
それほど広くない中庭でしたが、中庭の半分くらいが絨毯と皿で埋め尽くされていました。
売っていたのか、干していたのかわかりませんが、踏まずに歩くのは難しかったので、わりと堂々と踏んでしまいました。
別に怒られはしなかったので、良かったのかな…。

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