観光(ブハラ)
チャシュマ・アイユブ|ブハラ
ウズベキスタンのブハラにあるチャシュマ・アイユブです。
チュシュマとは『泉』を意味し、アイユブは旧約聖書に出てくる預言者『ヨブ』のことなので、つまりチャシュマ・アイユブは『ヨブの泉』という意味になります。
人々が水不足に悩んでいたとき、ヨブがココを杖で叩いたら、聖なる水が地下から湧き出したという伝説があるそうです。
チャシュマ・アイユブは丸・四角・三角錘の積み木をくみ上げたような、ちょっと可愛いけど変わった形をした建物です。
これは12世紀に泉が出たときに建物を建て、14世紀に真ん中のドームを増築し、されに16世紀に前のドームが増築され…といった具合に、どんどん増築されていったためだそうです。
チャシュマ・アイユブの泉は眼病に効くといわれて大人気だったそうですが、疫病が流行したため禁止されたそうです。
泉は今でも沸き出ていて、巡礼者の人たちはこの水で顔を洗って祈ったりするそうです。
その気になれば飲む事もできるようですが、旅行者は止めておいた方が無難かと…。
このチャシュマ・アイユブ、この時は入り口に鍵が閉まっていて、中には入れませんでした。
よって泉を見ることはできなかったのです。残念…。
チャシュマ・アイユブは、かつて3スム札の絵柄にもなっていました。
チャシュマ・アイユブの正面にはイマーム・アリ・ブハリ記念館という建物もありました。
こちらも中には入ってないのでよくわかりませんが、時間がある方はどうぞ。