ウズベキスタン観光情報 ~ウズベキスタン旅行記とエリアガイド~

ユーラシア大陸の中心『ウズベキスタン』の旅行記&エリアガイドです。
かつてシルクロードの要衝として栄えたウズベキスタンには、
古都サマルカンド、聖なるブハラ、博物館都市ヒヴァなど、今も多くのイスラム建築遺跡が存在します。
当サイトでは、日本ではまだあまり知られていないウズベキスタンを様々な角度から紹介します。

観光(ブハラ)

カラーン・モスク|ブハラ

1ヘクタールとブハラ最大のモスクであるカラーン・モスクです

カラーン・ミナレットとつながっているカラーン・モスク(カリャン・モスク)は、1514年のシャイバニ朝時代に建造された、ブハラで最大のモスクです。

とても広いカラーン・モスクの中庭です

カラーン・ミナレットの項でも書いた通り、カラーンとはタジク語で『大きい』という意味で、カラーン・モスクの大きさはサマルカンドビビハニム・モスクに匹敵します。
具体的には1ヘクタールの広さで(東京ドームは約4.4ヘクタール)、約1万人の信者が同時に礼拝できるそうです。

カラーン・モスクの礼拝堂です

金曜日とラマダンの時期には、多くの信者が集まって礼拝をしていました。
そして1220年のチンギス・ハーンのブハラ侵攻の際には、市民はこのカラーン・モスクに閉じこもって祈っていたそうです。

カラーン・モスクは288個の丸屋根で覆われています

回廊の天井は208本の柱で支えられ、288個の丸屋根で覆われています。
丸屋根は上から見ると、まるでたこ焼きが並んでいるように見えました。

とにかく広くて静かなカラーン・モスクでした。
カラーン・ミナレットに登ってヘトヘトになって降りてきた観光客の、絶好の休憩場所になっています。
キレイな中庭を見ながら休んでいれば、いつの間にか疲れも忘れることでしょう。

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